不動産売却に適した時期とは?

不動産売却においてはほとんどの方ができるだけ早く、そして高く売りたいと思っています。
一番いい条件で売れる時期があれば、当然その時期に売りたいですよね。

◆不動産売買が活発な時期は?
一般的に不動産売買の“繁忙期”は2~3月9~11月と言われています。
入学や転勤の多いこの時期に動き始める方が大多数を占めており、お子さんの入学をきっかけとした子育て世代の不動産の購入が最も多いようです。また、9月に異動のある会社もあることから9~11月の秋口にも多くなっています。

購入の動きが活発なこの時期に合わせて売却活動を始めるのが一見ベストと思われますが、同じ理由で不動産の売却をされる方も多いため、ライバルとなる他の不動産が多数出現してきます。
物件が多ければ競争が激しくなるのはもちろん、その中に購入者の目を引く物件があると、どうしてもその陰に隠れて売れ残ってしまう物件が出てきます。

売主様にとっては販売期間が長くなると不安になり、安易に価格を下げてしまったり、購入希望者からの値下げ交渉に弱気になってしまったりして、本来の価値よりも安く売れてしまうことがあります。また、買う側にとっても「長期間売れ残っている=何か問題があるのかもしれない」という悪い印象が残りかねません。

他の物件に埋もれてしまわないためには、2~3月の時期の販売を避けるのも一つの手です。
また、ネット以外にもチラシや看板など様々な媒体で広告を打ち、とにかく多くの購入希望者の目に留まるようにするのもお勧めです。

 

◆結局いつ売り出せば高く売れるのか…
結論から言えば、不動産の売買に正解の時期はありません。
適正な価格で、また適切な広告を打っていれば遅かれ早かれ売却することができます。ですから急いで契約を進める必要はなく、やはりライフプランや事情に合わせて売却活動を始めるのが一番です。

 

◆購入希望者の動きから見る「売り時」は?
不動産情報サイトの利用者に2021年に行ったアンケートでは、住まい探しから契約までにかかった期間を「3ヶ月以内」と答えた方は74.3%に上りました。

この結果から、2~3月に引っ越しを検討している方の多くが12月から翌年2月にかけて情報収集を始めていることが分かります。
今年度中に不動産を売却してしまいたい方も、まだ間に合う可能性がありますので、ぜひご相談ください!

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売却の成功ポイント

 

参考
不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC):「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果
https://www.rsc-web.jp/webkanri/kanri/wp-content/uploads/2022/05/211028.pdf