住宅ローンの返済が何らかの理由で難しくなった場合、ローン残以下でも家を売る事ができます。
それを任意売却といいます。
但し、金融機関等のすべての債権者の同意のもと売却するという条件があります。
競売で安く売られてしまうよりも、高めに売却し、少しでも残債を減らすという方法です。
流れは以下の通りです。
①滞納開始
↓ (約3~6ヶ月)
②期限の利益の喪失(ローンを毎月返済するという契約がなくなり、一括で返済しなくてはならないという事)
↓ (約1ヶ月後)
③代位弁済(保証会社が変わりに支払う事) ☆任意売却開始
↓ (約1ヶ月後) ↓
④競売申立 ↓
↓ (約2週間~1ヶ月後) ↓
⑤競売開始決定 ↓
↓ (約6~10ヶ月後) ↓
⑥入札閲覧開始 ↓
↓ (約2週間後) ☆ここまで(入札開始前日)
⑦期間入札開始
↓ (約1週間後)
⑧期間入札終了
↓ (約1週間後)
⑨改札・落札決定
任意売却で売れなければ競売という流れになりますので、できるだけ早い段階で任意売却するという決断をして頂いた方が売れる確率は高くなります。
次回は、競売と任意売却の違いを説明いたします!
