不動産を売るとき、買うときに売主・買主がそれぞれに持参するものをまとめました。
決済直前に慌てなくて済むように、あらかじめ何が必要か知っておきましょう!
~もくじ~
●不動産の売却に必要な書類
●不動産の購入に必要な書類
●売主本人が契約に出席できないとき
<不動産の売却に必要な書類(売主が個人の場合)>
売却に必要なものは以下の通りです。
媒介契約時ではなく、売買契約(決済)時に揃っていれば大丈夫です。
①実印 ②印鑑証明書(3ヵ月以内に発行したもの) ③権利証(登記済証) ④収入印紙 ⑤本人確認書類 ⑥仲介手数料 ⑦住所変更がある場合は住民票(3ヵ月以内に発行したもの) |
①実印
不動産売買契約書に押印する際に使用します。
ごきょうだいやご夫婦等での共有名義の場合は、それぞれの実印が必要となります。
②印鑑証明書
共有名義の場合は、共有名義人それぞれの証明書が必要です。
役所や(マイナンバーカードをお持ちの場合は)コンビニエンスストアで取得できます。
③権利証(登記済証)
不動産の登記名義人であることを確認するため、
権利証もしくは12桁の英数字が記載された「登記識別情報通知」が必要です。
④収入印紙
印紙代は不動産の売買代金によって変わるため、担当者にお尋ねください。
例:500万円超~1,000万円以下……5,000円
1,000万円超~5,000万円以下……1万円
⑤本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカード、パスポート等の写真入りのもの、
もしくは健康保険証、年金手帳、障害者手帳、後期高齢者医療保険保険証のうち2つをご用意いただきます。
⑥仲介手数料
当日受け取った売買代金から支払うことが多く、現金を持参しなくていい場合がほとんどです。
手数料は不動産の売買代金によって変わります。
例:400万円以下……18万円
400万円超……3%+6万円+税
<不動産の購入に必要な書類(買主が個人の場合)>
下記は不動産を買うときに、一般的に必要とされる書類です。
住宅ローンの必要書類は金融機関や状況によって異なりますので、申込先にご確認ください。
【1】住宅ローン事前審査時
①事前審査申込書 ②印鑑 ③本人確認書類(借入本人と連帯保証人、担保提供者それぞれの分) ④収入証明書類(源泉徴収票や確定申告書) ⑤物件関連資料(売買契約書、広告チラシ、工事請負契約書など) ⑥他の借り入れがある場合はその償還予定表の写しまたは残高証明書 |
【2】住宅ローン申込時
①本審査申込書 ②団体信用生命保険申込書兼告知書 ③住民票 ④印鑑 ⑤印鑑証明書 ⑥本人確認書類 ⑦収入証明書類 ⑧物件関連資料 ⑨土地/建物登記事項証明書 ⑩他の借り入れがある場合はその償還予定表の写しまたは残高証明書 |
【3】決済時
①住民票(所有権移転登記用) ②印鑑(抵当権設定がある場合は実印) ③抵当権設定がある場合は印鑑証明書 ④収入印紙 ⑤本人確認書類 |
<売主本人が契約に出席できないとき>
売主ご本人(共有名義の場合は共有者全員)が出席できないときは、
代理人が契約の手続きを行うようになります。
例えば夫婦の共有名義で妻の方が出席できない場合は、夫が代理人を兼ねることができます。
その際は上記の必要書類に加え、次のものを持参していただきます。
①本人の自署と実印押印のある委任状 ②本人の印鑑証明書(3ヵ月以内に発行したもの) ③代理人の実印 ④代理人の印鑑証明書(3ヵ月以内に発行したもの) ⑤売主と代理人の本人確認書類 |
売買が決定してからでも用意は間に合いますが、余裕をもって用意しておくと安心です。
詳しい内容は売買担当者までお問い合わせください。
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