中古の不動産は新築住宅よりも条件や状態が様々で、希望にピッタリ合った物件を見つけるのは大変です。
しかも、いわゆる“良い物件”にはもれなくライバルが多くなりますので、せっかく希望通りの物件が出て問合せたのに、既に申込みが入っていた、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
ここでは、購入検討時に知っておきたい「買付証明書」と、優先順位1番で契約まで進める方法についてご説明します!
◆不動産購入の流れ
まずは住まいを購入する際の流れを確認しましょう。
①物件の内覧 ↓ ②買付証明書の提出 ↓ ③ご契約 ↓ ④物件の引き渡し(決済) |
物件によって異なることもありますが、基本的にはこの工程で進みます。
では、②の「買付証明書の提出」について詳しく解説していきます。
◆買付証明書とは?
申込みは基本的に「買付証明書」の提出の先着順で決定します。
その有効期限は、多くの不動産会社で1~2週間としており、値下げなど購入に条件がある場合はその期間に交渉を行うことになります。
買付証明書は購入の意思表示をするものですが、法的な効力はないので、提出後にキャンセルしたとしても違約金は生じません。
とはいえ、複数の物件に同時に買付証明書を出したり、購入意思がないにも関わらず申し込む行為は、売主や他の購入希望者の迷惑となるので止めましょう。
また、申し込み後にキャンセルとなる理由で多いのが、住宅ローンの審査が通らなかったパターンです。早い段階で仮審査に申し込み、現実的に借入可能な金額を調べておくと安心です。
◆“早い者勝ち”にならない場合も…
買付証明書を1番に提出したからといって、絶対に購入できるわけではありません。
買付証明書の有効期限内に交渉がまとまらなかった場合、次の購入希望者に交渉権が移ります。
また、売主の希望で購入条件が一番いい買主を優先させることもあります。
交渉順位が優先される例:
・ローン審査に通っている、現金一括購入など購入が確実な場合
・購入金額が一番高い、売主負担の条件が無いなど条件が良い場合
・売主自らが親戚や知り合いから購入希望者を発見した場合
・売主から「この人に購入してほしい」といった希望があった場合
条件の良い物件は当然競争が激しくなるので、不利にならないよう事前に購入の準備をしておきましょう。
ローンの事前審査に通っていれば、金額の面でキャンセルになることが無いため売主も安心して話を進められます。
そして、まずは物件情報をいち早く受け取り、できるだけ早く買付証明書を提出することが大切です。
◆情報公開から申込みまでの期間
2023年1月~5月中旬の期間、弊社に購入の申込みがあった物件で、実際どれくらいの期間で申込みが入っているのかを調べてみました。
情報公開日は、LINE・メールでの情報配信、もしくはat homeでの公開日のどちらか早い日付としています。
今回の結果では、情報公開から1週間以内に買付証明書が出された物件は全体の15%にのぼりました。
さらに、3日以内に申し込まれた物件も1割あり、人気の物件はすぐに買い手が決まってしまうことが分かります。
希望の不動産情報が出たときに、すぐに発見できればいいのですが、常にチェックするのは大変です。
そんな時はat homeやSUUMOといったポータルサイトの「新着お知らせメール」を利用すると、希望の条件に合った物件情報を受け取ることができます。
ただ、ポータルサイトでは物件情報が反映されるまで半日~1日程度かかります。それよりも早く情報を得たいのであれば、仲介する不動産会社から直接情報を受け取るのがおすすめです。
弊社では登録していただいたお客様に、メールで最新の情報を発信しています。
なかなか一番手で申込みができない…、という方はぜひご活用ください!
>at home 新着お知らせメール
>SUUMO 新着お知らせメール
>いふう メールで新着情報を受け取る
◆まとめ
不動産は全く同じものはなく、一期一会のものです。
「いいな」と思った不動産と縁を結べなかったとしても、常に供給もありますので、気に入る物件はまた必ず出てきます。諦めずに探し続け、機会を逃さないことが大切です!
弊社は “あんしんスッキリ対話型”
ご希望の物件が購入できるよう、全力でサポートさせていただきます。
物件の紹介や、ローン等のご相談も承りますので、お気軽にご連絡ください!
株式会社いふう
〒870-0044 大分市舞鶴町1丁目3-30
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