任意売却後、残った借金は?

通常、任意売却とは、住宅ローン等の借金を払えずに借り入れより安い金額で売却する事ですので売却後に借金が残ります。

その場合返済方法は2種類あります。

1つは私的整理と呼ばれる方法で債権者と返済額について話し合い、その額を毎月コツコツと払い続けて完済をめざします。

もう一つは法的整理と呼ばれる方法で、任意売却後に自己破産をして借金全てを免責してもらい再出発することです。固定資産税等の租税債務は免責されません。

どちらの選択肢が最適かはその時と場合によります。

目安として残債務が少なく7年以内で完済できる場合(毎月の返済額は1万~5万円が一般的です)は返済を続けることが最善策となります。

 

その理由は自己破産は7年で事故歴が抹消でき、新たなローンが組めるようになるからです。返済を続ける場合は完済するまで事故歴が抹消されないため借金が完済されるまでに新たなローンが組めない状態が続くからです。